Redemption Night

長編映画『クアラルンプールの夜明け』

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A feature film Japan X Malaysia collaboration make it happen

Arriving at Kuala Lumpur, a Japanese guy, Tatsumi, searches for his missing younger brother Yuji. The only clue is an incomprehensible letter sent from KL and a photo of Yuji which is assumed to have been taken somewhere in this town. Yuji had unsuccessfully joined a money-making scheme and had got into a huge debt. Both his family home and the factory run by Tatsumi and his father had been used in payments for Yuji’s debt. The last word Tatsumi had thrown at his brother was “Apologize by your own death!”. Bewildered in KL, Tatsumi meets a guy at a Chinese restaurant and is taken to a brothel. There he encounters a prostitute named Ryn who is living in an apartment with her son Yoh and her friend May. Tatsumi once had a wife and a child, but had divorced due to his domestic violence. Seeing his own reflection in Ryn and Yoh, Tatsumi suffers from a sense of repentance…. The story begins with a recitation of The Quran (Surat Az-Zumar, Verse 53), and follows the journey of two brothers seeking redemption. The older brother comes all the way to Kuala Lumpur to find his younger brother, and realizes the numerous sins he has committed in his life. This recognition finally leads him to forgive his brother. “Berat Kandil”, explained by a Muslim woman at the mosque, means the night of confession that comes once every year in the Islamic world when all sins are forgiven with the presence of God. The wet images of the town’s crowds and the beautiful nature of the suburbs of Kuala Lumpur, together with the comfortable music, invite us to the magic of healing. After building his career in the field of TV programs, Takato HOSOI proves his established movie-making skills in this, his first feature film, with his steady manner of storytelling and efficient use of camera. Akihiro HIYAMA portrays the difficult role of Tatsumi, who is violent and also a man of few words. Sharifah Amani has opened up a new territory in her acting by playing the role of Ryn, the prostitute.

心の傷を抱えた男女の贖罪。魂を解放するストーリー

『クアラルンプールの夜明け』(Redemption Night)は、「低予算で、よりハイクオリティな作品を作る」ことをコンセプトにODD PICTURESと有志によるDonation、さらに日本とマレーシア両国のプロフェッショナルなスタッフ・キャストのボランティア精神で製作されました。『クアラルンプールの夜明け』は、両国のクリエーターのコラボレーションにより生まれた、日本映画でもマレーシア映画でもない映像バリューが魅力の『ジャパン・ニューウェーヴ』です。Malaysian Creatorの魅力を、日本およびアジア諸国へ! マレーシア映画祭主演賞受賞の実力派、Sharifah AmaniとBront Plaraeの参画。日本には、アジア映画に対する確実なファン層が存在しており、中でもマレーシアニューウェーブの故ヤスミン・アフマド氏の、【オーキッド・三部作】と呼ばれる作品群は人気があります。今回、氏の一連の作品でオーキッド役を務め、 2010年には、史上最年少でマレーシア映画祭の主演女優賞を獲得したSharifah Amaniが、Redemption Nightでヒロインの娼婦「リン」を演じています。また、娼婦の元締め役のBrontPalaraeも同映画祭で主演男優賞を受賞しています。実力派の両氏が脇を固めたことにより更に見所のある作品となりました。

Redemption Night

CAST

辰巳明宏 役桧山あきひろ Akihiro Hiyama

桧山あきひろ
Akihiro Hiyama

1970年千葉県生まれ。映画、『20世紀少年・第三部』堤幸彦監督、『ラストサムライ』エドワード・ズウィック監督、『ダンボールハウスガール』松浦雅子監督、『油断大敵』成島出監督 他に出演。ひょうきんな役からシリアス、悪役 殺陣、アクションまでこなす幅広い演技力の個性派俳優。TVでは、『容疑者室井慎次』君塚良一監督、『君たちに明日はない』(NHK土曜ドラマ)、『3.20 地下鉄サリン事件 15年目の闘い~あの日、霞ヶ関で何が起こったのか~』(フジテレビ)、土曜プレミアム 2011年『日曜劇場JIN -仁-』(TBS開局60周年ドラマ)など多数出演。

娼婦 リン 役シャリファ・アマニ Sharifah Amani

シャリファ・アマニ
Sharifah Amani

1986年生まれ。16歳で、マレーシアの代表的なCMディレクターであり映画界ではマレーシア新潮の牽引者でもある映画監督ヤスミン・アーマッド氏に見出され、19回マレーシア映画祭で歴代最年少の20歳にて最優秀主演女優賞を受賞。『Gubra(グブラ)』(ヤスミン・アフマド監督)また、第18回東京国際映画際では、最優秀アジア映画賞を受賞した、『細い目』 (ヤスミン・アフマド監督)でも主演を勤めている、マレーシアの代表的な女優。http://www.sharifahamani.com/

娼館の元締め ラーマン 役ブロント・パララエ Bront Palarae

ブロント・パララエ
Bront Palarae

1978年生まれ。2003年、コダックFilmschoolコンクールにてナショナルウィナー、第24回マレーシア映画祭。2010にて、『Belukar』で最優秀男優賞を受賞する実力派。Pete Teo氏のプロデュースによる15Malaysiaでは幼児性愛者を怪演するなど、演技力のある個性派俳優として実力を蓄えてきた。

辰巳の父 辰巳作治 役浜田晃 Akira Hamada

浜田晃
Akira Hamada

1941年生まれ、神奈川県生まれ。文学座劇団出身。退団後は、多くの映画、TV、舞台で活躍するベテラン俳優。主な映画出演作に、`77年「八甲田山」(森谷司郎監督)、`79年「復讐するは我にあり」(今村昌平監督)、`83年「里見八犬伝」(深作欣二監督)、`89年「その男、凶暴につき」(北野武監督)。TVではフジテレビ「踊る大走査線シリーズ」、NHK「澪つくし」など日本の誰もが知る人気テレビドラマシリーズに数多く出演するベテラン俳優。

辰巳の弟 辰巳雄二 役三沢幸育 Koiku Misawa

三沢幸育
Koiku Misawa

1976年香川県生まれ。映画、『ラストサムライ』エドワード・ズウィック監督 『ロスト・メモリーズ』 イ・シミョン監督、『夜桜銀次』 『次郎長三国志』 『893239』などに出演。殺陣・ボディアクションも得意とする。TVでは、『君たちに明日はない」(NHK土曜ドラマ)、行列の出来る法律相談所(日本テレビ)、たけしの本当は怖い家庭の医学 (テレビ朝日)など多数。爽やかな印象から、NEC、NTTなどの商品VPにも多数出演。

アニュ 役アズマン・ハッサン  Azuman Hassan

アズマン・ハッサン
Azuman Hassan

1970年生まれ。2005年東京国際映画祭、アジアの風部門、参加作品、ウー・ジンミン監督による「マンデー・モーニング・グローリー」でメインキャストを、また2010年、第11回 東京 FILMeX コンペティション参加作品、マレーシアンニューウェーブの監督の一人、タン・チュイムイによる、「夏のない年(Year Without Summer)」で主役をつとめる実力派。マレーシア国内でのテレビ出演も多数で子供達にも人気がある。

STAFF

Takato HOSOI Director監督

細井尊人
Takato HOSOI

1978年、新潟県出身。テレビ制作会社にてテレビ番組・CM制作のディレクターや、メイキング、助監督を務める。 VP、CMディレクターなどを経て、2010年フリーに転向。個人事務所ODD PICTURESとして活動を開始する。 日本監督協会会員。2010年、マレーシアにて『Silent Love』を製作、2011年、Short Shorts Film Festivalにノミネートされる。同作品は、同年11月には、カンボジア映画祭の非コンペティション部門でも上映される。2012年、『Silent Love』と同じマレーシア人スタッフにより、マレーシアロケの長編映画『クアラルンプールの夜明け(Redemption Night)』の企画・監督。マレーシアと日本で撮影を行う。2013年には、フジテレビお正月特番「予告編ビギンズ」にオリジナル作品(予告編)「代理脚本家」がノミネートされ、好評を博した。 オッドピクチャーズの他、出身地の新潟市と長岡市を舞台にしたサスペンスミステリー映画『チェイン』を監督。

Steve Long撮影監督

スティーブ・ロン
Steve Long

クアラルンプールの夜明けの撮影監督は、マレーシア人のカメラマン、Steve Long です。彼は、元来スチールカメラマンであり、細井監督との出会いが映像カメラマンとしてのスタートでした。Steve Long との初作品、「Silent Love」は、2011年、日本国内で著名な短編映画祭、「Short Shorts Film Festival Asia」にノミネートされ上映を果たしました。その後、カンボジア映画祭でも上映されるなど、評価を得ています。

Redemption Night

STORY

年に一度だけ、すべての罪から解き放たれる夜がある

仕事も家族も失って自暴自棄に陥っていた日本人の男・辰巳のもとに、ある日、一通のエアメールが届く。消印はマレーシア。中には不可解なアラビア語の文章と写真が入っていた。手紙に導かれ、辰巳はマレーシアを訪れる。 クアラルンプールの街を彷徨う辰巳が出会ったのは 娼婦の「リン」とその息子「ヨー」。 辰巳がそこに見たものは・・・自分自身だった。激しい折檻、愛を拒絶する親。自分を赦せず苦しみ、人を赦せない人間の姿。辰巳はリンの姿に自分と同じ業を感じて嫌悪感を抱く。一方、悲しく暗い目をしたヨーに、辰巳は幼い頃の自分を重ね、少しづつ心を開いていく。 ある日、少年が彼らの前から姿を消してしまう。男と女はそれをきっかけに、今までの自分の罪を強く意識する。そして、それらは贖罪によって救われると言う事を、共有の人物から教えられていた事を知るのだった。 近すぎるがゆえに遠ざかってしまう、分かり合えない肉親への葛藤。息子として、親として、夫として。それぞれの立場で、誰もが一度は感じたことのある肉親への葛藤を描くヒューマンドラマ。

主人公・辰巳は、悪い人間ではないが愛想のいい人間ではない。いつも苛立ちと哀しみを抱えてその鬱憤を幼い息子にぶつけてしまう。そんな自分が嫌いだった。 辰巳には共に工場を経営する父がいる。彼もまた、息子への愛情表現などうまくできるはずもない昔ながらの無骨な男だ。辰巳には弟・雄二がおり、辰巳とは正反対ともいえる楽天的で無邪気な雰囲気を持っている。父親は自分に似て生真面目で融通がきかない辰巳は疎ましく厳しく育てた。反面何かと雄二には甘かった。辰巳は弟に嫉妬している自分に気づいていた。父に認めてもらいたい一心で工場経営にも身を削るが保守的な経営しかできない辰巳の下で工場は次第に傾いていった。 辰巳は、暴力でしか自分の怒りや哀しみを表現できない。家庭でも自分のイライラを押さえられず妻子に手をあげることは日常茶飯事だ。工場を倒産に追い込まれ、辰巳の苛立ちは妻子に向う。妻子は我慢できずとうとう家を出て行ってしまう。 同様に弟の雄二も幼い頃から兄の鬱憤のはけ口とされ、暴力を振るわれていた。その反動か、彼は決して暴力を振るわなかった。暴力を振るう人間を軽蔑し、絶対に対抗しようとしなかった。辰巳はその姿に侮辱を感じ更に怒りを覚えるのだった。

Responses (2)

  1. […] ×マレーシアのコラボレーションで生まれたジャパン・ニューウェーヴ!映画『クアラルンプールの夜明け』がシネマート六本木に て特別上映!上映後、監督トークあり ディープな話を […]

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